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日野、レンジャーに総重量14tクラスの新車型

2015年8月31日 (月)
▲「QPG-FE2ALAA」 (平ボデー完成車)

▲「QPG-FE2ALAA」 (平ボデー完成車)

サービス・商品日野自動車は31日、同社製のトラック「日野レンジャー」に低燃費を追求した新型ダウンサイジングエンジンを搭載し、車両安定制御システム(VSC)を標準装備とした新車型を追加設定して10月1日に発売する、と発表した。

追加する新車型は車両総重量14トンクラスの「日野レンジャーFE」で、新型エンジンの搭載と、新型7段トランスミッションの採用により「重量車燃費基準+5%」の低燃費を達成し、エコカー減税の対象となる。

日野レンジャーFEのVSCは先進安全自動車(ASV)技術としての「車両安定制御装置」の技術的要件を満たしていることから、装着車はASV減税の対象にも該当する。

新たに搭載したA05C型エンジンは、排気量5.1Lのダウンサイジングエンジンで、小排気量でありながら低回転から高トルクを発揮し、十分な動力性能を確保しつつ低燃費を実現。VSCは、横転や滑りやすい路面でのドリフトアウトやスピンを抑制するため、警報音やエンジンの出力制御、ブレーキを作動させることでドライバーの危険回避操作を支援する。