日野、エンジンに不具合でレンジャーリコール

行政・団体中型トラック「日野レンジャー」38台のエンジンに不具合があったとして、日野自動車は15日、国土交通省にリコールを届け出たと発表した。

吸排気バルブ隙間調整用ロックナットの締付け工程が不適切なため、当該ロックナットの締付けトルクが不足しているものがあり、そのままの状態で使用を続けると、当該ロックナットが緩み脱落し、エンジンの内部に浸入することで、エンジンが損傷するおそれがあるという。

全車両、吸排気バルブ隙間調整用ロックナットの締付けトルクを点検し、再度、規定トルクで締め付ける。また当該ロックナットが脱落し、締付け部の周辺に見当たらないものについては、エンジンを新品に交換する。