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JR貨物、秋冬繁忙期の輸送力強化へ臨時列車運行

2015年10月16日 (金)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は15日、7月以降の台風接近、大雨による輸送障害が生じながらも上半期のコンテナ輸送が前年を1.5%上回るペースで推移しているなど、輸送需要が拡大していることを受け、秋冬繁忙期の輸送力を増強すると発表した。

秋冬期は北海道の農産品が順調に成育し、季節物資輸送の需要が高まっているほか、年末にかけてトラックドライバー不足の深刻化により、輸送需要がさらに拡大するとみて、延べ508本の貨物列車を追加運転することにした。12フィートコンテナ換算で4万3635個の輸送力を増強する。

輸送力の増強は、臨時列車の運転と曜日運休の解除によって行う。臨時列車は延べ472本を運行して12フィートコンテナ3万9435個分の輸送スペースを確保。さらに、日曜日を中心に曜日運休を解除し、延べ36本の貨物列車を運転することで4200個分の輸送力を増やす。