トッパンF、｢小型RFIDリーダー｣がトヨタに採用

サービス・商品トッパン・フォームズは6日、小型・軽量・携帯性に優れた長距離通信（UHF帯）対応のRFIDリーダー「小型RFIDリーダー」を開発し、4月から提供を開始することを発表した。

同製品は、製造や物流現場で工程管理、所在管理、入出庫管理などに活用されるRFIDのリーダー端末を、免許不要の特定小電力とし、機能を読み取りに特化させることで小型かつシンプルな設計にしたもので、同社は従来1台あたり20万円から30万円していた端末を安価に提供できるようにしたという。

この製品を初めて採用するのは、トヨタ自動車の流通情報改善部で、新車ヤードなどの広大な敷地で車両位置を管理するため、すでに導入しているトッパン・フォームズのロケーション管理用ICタグと車両に貼付されたICタグを紐付けるツールとして活用する。

▲利用シーンや用途に応じて、「卓上」「ハンディ」「USB」の3つのモードを選択できる（出所：トッパン・フォームズ）