イベント日本船主協会はこのほど、船員教育機関と連携して日本人船員を確保する取り組みの一環として、17日に荒川区立第三中学校(東京都)で行われた「校内ハローワーク」に日本郵船の船長・江崎茂氏と芝章真二氏(二等航海士)を派遣した。
校内ハローワークは、生徒に「職業人の話を聞き、事故の生き方を考える機会とする」ため、2001年から開催している。船主協会が説明する「航海士」のほか、パティシエや美容師など30職種の講師を招き、生徒390人がそれぞれの講座に分かれて参加した。
航海士の講座には20人の生徒が参加し、江崎氏と芝章氏が船員になる方法、仕事のやりがい、漁師との違い、海賊――について説明した。