ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

山九・中間、物流単価改善し機工の不調カバー

2015年10月29日 (木)

ロジスティクス山九が29日に発表した9月中間決算は、売上高が1.1%にとどまったものの、減収減益の機工事業を新拠点開設や運賃改定が進んだ物流事業でカバーし、営業利益は7.3%の増益となった。売上高営業利益率は前年同期の4.2%から4.4%へと改善した。

物流事業分野は、国内コンテナ取扱量が漸減基調にあり、これに連動して港頭地区・輸出入貨物の取り扱いが減少したものの、新規物流センターの営業を開始したほか、輸送単価の改定による収益構造改革に取り組んだ。海外では石油化学の構内作業を新たに開始し、増益に寄与した。

通期業績予想に対する進捗度は、売上高が49.7%、営業利益が48.1%、純利益が41.9%となっている。

[山九]2016年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)

 2016年3月期第2四半期2015年3月期第2四半期増減
売上高
238,436235,8541.1%
営業利益
10,5919,8697.3%
経常利益
9,5179,859-3.5%
当期純利益
5,6955,724-0.5%