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オリックス、常総市の建設中物流施設で全棟利用契約

2015年11月17日 (火)

拠点・施設オリックス、常総市の建設中物流施設で全棟利用契約オリックスは17日、茨城県常総市で建設中の賃貸物流施設「守谷ロジスティクスセンター」で「大手物流会社」と全棟利用の賃貸借契約を締結した、と発表した。

同センターが立地する内守谷工業団地は、常磐自動車道谷和原ICから5キロと近く、周辺の交通渋滞が少ない点や、近接する国道16号線を利用して千葉県北部、埼玉東部など首都圏全域をカバーできるなど、ロケーションに優れている。

テナントの物流会社は、こうした立地条件や近隣の既存拠点と連携しやすい点を踏まえ、戦略的拠点として運用できると評価して利用を決めた。

周辺は「つくばエクスプレス」開業後に人口が増加している地域で、2010年の国勢調査で守谷市が人口増加率全国3位(市区町村)となるなど、パート従業員を雇用しやすいのも特徴。

施設は3万1547平方メートル(9543坪)の敷地に、地上3階建て、延床面積4万7846平方メートル(1万4473坪)の施設となる計画で、1階には片面33台と44台、合わせて77台の両面トラックバースを備える。ワンフロアは4700坪の設計。

敷地内にはトラック向けの待機用スペースを27台分、普通自動車の駐車場を142台分確保することになっており、市街化調整区域内に立地していながら、倉庫業法に基づく営業倉庫登録、24時間運営が可能なエリアとなっている。

■守谷ロジスティクスセンターの概要
所在地:茨城県常総市菅生町261-1
設計:浅井謙建築研究所
施工:前田建設工業
敷地面積:3万1547.89平方メートル(9543.25坪)
延床面積:4万7846.04平方メートル(1万4473.41坪)
規模・構造:鉄筋コンクリート造3階建て(一部鉄骨造)、耐火構造
その他:床荷重1.5トン(1平方メートル当たり)、梁下有効高5.5メートル
竣工:2016年4月末