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老舗酒類卸とコンサルファームが業務用日本酒輸出

2015年12月18日 (金)

フード老舗酒類卸とコンサルファームが業務用日本酒輸出天保8(1837)年創業の酒商を含む老舗酒類卸が統合したジェノスグループと国際ビジネスコンサルティングファームのフェネトル・パートナーズは18日、共同で海外向け業務用日本酒輸出サービスの提供を開始した。

海外で普及し始めている日本酒には海外製のものが多く含まれ、純日本産の製品の販路がまだ限定的で、中間業者が多く介在するケースもあり、結果として現地販売価格が割高になる傾向があった。

こうした背景で品質管理面の問題も少なくないことから、フェネトル・パートナーズはジェノスグループから日本酒を世界各地の酒類輸入会社へ直接販売することで、高品質な日本酒を適切な価格で世界へ普及させる。

フェネトル・パートナーズは海外向けのマーケティング業務を担当し、ジェノスグループが製品調達・販売・物流を担う。アジア主要都市、北米、欧州市場をターゲットとし、2016年に5000万円、20年には年間5億円の売上を目指す。