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東京商工リサーチ調べ

第一中央汽船の国内法人債権者、関東と愛媛に集中

2015年12月28日 (月)

ロジスティクス東京商工リサーチの調査によると、民事再生法の適用を申請した第一中央汽船、スターバルクキャリアの「実質上の国内法人債権者」は200社で、このうち関東が108社と54%を占めて最多となった。

関東に次いで多かったのは四国で37社(18.5%)。県別では徳島県が3社、香川県がゼロ、愛媛県が33社、高知県が1社と愛媛県が突出。同県には海運業者やこれら業者と取引する法人が多く存在するため、債権者数も多くなった。一方、北陸には国内債権者が確認されなかった。

債権額ベースでも、関東がトップで452億9707万円(全体の79.8%)、次いで四国の52億8245万円(9.3%)、近畿の21億7722万円(3.8%)の順で、四国各県の内訳は、徳島県が1億5234万円、愛媛県が51億2556万円、高知県が455万円となった。

第一中央汽船の国内法人債権者、関東と愛媛に集中