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村上社長の年頭所感

川崎汽船、安定収益体制に向け省エネ大型船代替投入

2016年1月4日 (月)

ロジスティクス川崎汽船の村上英三社長による年頭所感の要旨は次の通り。

村上社長の年頭所感(要旨)

川崎汽船、安定収益体制に向け省エネ大型船代替投入今年度下期に向けては中国を中心とした資源需要の低迷、地政学上のリスクの高まりなど不透明な事業環境は続き、市況の本格的な回復までにはしばらく時間を要する見通しとなっている。

このような事業環境の変化に対応して、合理化策の策定・実施を機敏に進める一方で、最新省エネ大型船の代替投入といった安定収益体制の拡充に向けた投資に加えて、エネルギー資源輸送など成長のための戦略的投資は予定通り進めており、中期経営計画は、定めたシナリオに沿い着実に進めている。この先も環境の変化には柔軟に対応しつつ、基本方針をしっかり軸に置きながら着実に計画を推進していくことに変わりはない。

次世代環境対応フラッグシップとして「ドライブグリーンプロジェクト」の名のもと建造を進めてきた自動車船が2月初旬に竣工予定だが、最先端の技術群を搭載して究極の省エネと環境保全を目指すこの船は、「グローバルに信頼される企業グループとして人々の豊かな暮らしに貢献する」という理念を象徴するもののひとつになるものと考える。