ロジスティクスセンコーは15日、バルクコンテナ物流を強化するため、千葉県袖ケ浦市に物流拠点「袖ヶ浦バルクコンテナセンター」を開設した。
袖ヶ浦バルクコンテナセンターは、コンテナを屋外保管する物流センターで、京葉地域に立地するケミカルメーカーの樹脂原料などの取扱物量を増やす狙いで立ち上げた。
新センターは従来の袖ヶ浦バルクターミナル(1万8000平方メートル)の2倍近い3万3000平方メートルの保管面積があり、最大1884基のコンテナを保管、重量ベースでは最大2万トンを貯蔵できる。
また、コンテナ内洗浄などを行う作業用テントを2棟、荷役機器として43トントップリフター1台、24トンフォークリフト2台を備えるほか、コンテナを効率的に運用するため、バルクコンテナ管理システムを導入した。
このシステムでは、コンテナの充てんの有無、センター内での保管場所、入出庫予定など、センター内のバルクコンテナに関する情報をタブレット端末、携帯電話回線を利用してリアルタイムに把握・管理する。