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1時間に6台の満充てん可能、佐賀市から圧縮水素輸送

岩谷産業、北九州市に商用水素ステーション開設、九州初

2014年10月23日 (木)

環境・CSR岩谷産業、北九州市に商用水素ステーション開設、九州初岩谷産業は22日、九州初となる「商用水素ステーション」を北九州市小倉北区に開設した。

新ステーションは、同社の水素製造拠点、岩谷瓦斯佐賀工場(佐賀市)から輸送した圧縮水素を利用し、燃料電池自動車に供給する「オフサイト方式」を採用。530平方メートル(160坪)の敷地に水素カードル、ドイツ・リンデ社製水素圧縮機(IC-90)、蓄圧設備、ディスペンサーなどを配置し、1時間当たり6台を満充てんできる能力を備える。空から満充てんまでの時間は1台に付3分以内。

同社は2015年度までに東京、名古屋、大阪、福岡の4大都市圏を中心に、20か所の商用水素ステーションを自社設置することを表明し、段階的に建設を進めている。「イワタニ水素ステーション小倉」は7月14日に開業した「イワタニ水素ステーション尼崎」に次いで2番目の商用水素ステーションとなる。岩谷産業、北九州市に商用水素ステーション開設、九州初