ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日立ソフト、日本興亜損保のCO2排出量算定ノウハウを商品化

2010年7月30日 (金)

産業・一般日立ソフトは、日本興亜損害保険と日本興亜損保のグループ会社NKリスクコンサルティング、リサイクルワンの3社と協力し、日本興亜損保が環境への取り組みとして運用している「CO2排出量算定にかかる基準(日本興亜基準)」をベースにした「CO2&コスト見える化システム」を、9月1日からSaaS型サービスとして提供開始する。

 

日本興亜基準は、企業活動全般を対象にカーボンニュートラル化を目指している日本興亜損保が、企業活動に伴うCO2排出量を算定・認識するために独自に策定したもの。

 

電力などのエネルギー使用量に基づく標準的なCO2排出量算定だけでなく、社員の営業・出張から紙・印刷物の使用、物流、廃棄、通勤などの企業活動についても、コストと関連付けた独自の方法でCO2排出量を算定できる。これにより、CO2排出量と各事業部門コストとの関係性の「見える化」を実現し、具体的な数値目標を用いた環境活動を可能にする。

 

日立ソフトは、この日本興亜基準をベースに、企業活動に伴うCO2排出量を算出するシステムを日本興亜損保と共同で開発。このシステムでは、改正省エネ法に対応した定期報告書や部門別CO2削減ランキングなどを表示するレポート機能により、企業内の環境活動を支援する。