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オリンパス、物流CO2の集計ノウハウを国交省へ提供

2011年6月14日 (火)

行政・団体オリンパスの国際間物流に伴うCO2排出量の推移オリンパスは14日、国土交通省が15日に説明する「物流CO2排出量簡易算定ツール」の作成に参画したことを発表した。国際間物流で生じるCO2を算出する先進的な企業として、国土交通省の「物流から生じるCO2排出量のディスクロージャーの今後のあり方に関する調査研究」のアドバイザーを2010年から務めており、国際間物流でのCO2排出量集計のノウハウが「物流CO2排出量簡易算定ツール」に生かされた。

 

同社は「CARBON1/2(カーボンハーフ)2020」という長期目標を掲げ、2020年度までに製品ライフサイクル全体でのCO2排出総量を50%削減(07年度比)することを目指している。海外売上高が約60%を占めており、国際間物流の年間CO2排出量(13万トンCO2)が生産工程などで排出するエネルギー系のCO2排出量(12万トンCO2)よりも多いことに注目した。同社では07年度から4年で、国際間物流でのCO2排出量を60%削減している。

 

■国際物流に伴うCO2排出量簡易算定ツール
http://www.mlit.go.jp/pri/shiryou/press/press20110530-1.html