国際中国のフレキシタンクメーカー、青島LAFテクノロジーは7月31日、国際鉄道輸送向けの液体輸送用フレキシタンク「RailFlex」シリーズを発売したと発表した。食用油やワイン、濃縮果汁、潤滑油、工業用油、ラテックスなど、非危険物に分類される液体の長距離輸送を想定する。
フレキシタンクは、コンテナ内部に設置して液体貨物を輸送する大型の袋状容器。従来製品は主に海上コンテナ輸送向けだったが、RailFlexは鉄道走行時の継続的な振動や加減速、連結作業時の衝撃、長期間の輸送、地域間の温度差を考慮して設計したという。中国-欧州間などの国際鉄道ルートや、鉄道、道路、海上輸送を組み合わせる複合一貫輸送での利用を見込む。
製品は、低温地域向けの「RailFlex Arctic」、標準的な中長距離鉄道輸送向けの「RailFlex Pro」、40フィートコンテナで積載効率を高める「RailFlex Max」の3種類を用意。容量は20フィートコンテナ向けが1万4000-2万6000リットル、40フィート向けが8000-2万8000リットルとしている。
同社によると、中国の鉄道製品認証機関CRCC、米国鉄道協会AAR、ウクライナ鉄道に関連する認証や承認を取得した。認証の適用範囲や、各国での実際の採用状況は明らかにしていない。
ドラム缶やIBC、ISOタンクに代わる輸送手段としてフレキシタンクの利用が広がるなか、LAFは海上輸送中心だった用途を国際鉄道物流へ拡張する。
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