荷主洛西紙工(京都市西京区)は3日、京都市の災害備蓄用段ボールベッドとして2025年度に2500台を納品し、26年度には3500台を追加納品する予定だと発表した。2年間で計6000台を供給し、市内避難所の生活環境整備を支援する。
同社は京都市と防災協定を締結しており、段ボールベッドの設計、製造、梱包、配送までを一貫して担う。災害時だけでなく平時から供給体制を整備することで、必要な製品を迅速に届けられる地域に根差した供給体制を構築している。
避難所では体育館などの床で生活を余儀なくされるケースが多く、床面の冷たさや硬さ、ほこりによる衛生面、立ち座りの負担が課題となる。段ボールベッドは床から一定の高さを確保することで、身体への負担を軽減するとともに、避難者ごとの生活空間を確保しやすくする。

(出所:洛西紙工)
製品は全国段ボール工業組合連合会の推奨規格に沿って設計され、工具を使わず1人で5分以内に組み立てられる。ベッド下には衣類や生活用品を収納できるほか、平常時は外箱にまとめて保管できるため、自治体や学校、企業、福祉施設の備蓄用品としても活用しやすい仕様となっている。
同社は京都市西京区の自社工場を中心に、材料調達から生産計画、加工、梱包、仕分け、配送まで一貫して対応している。災害備蓄品は大量かつ迅速な供給が求められることから、生産と配送を一体化した体制を整えている。
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