荷主テスホールディングス(HD)は3日、連結子会社のインターナショナル・グリーン・エナジー(IGE、インドネシア)が、インドネシア北スマトラ州の工業地域クアラ・タンジュンに新たなPKS燃料のストックパイル(出荷拠点)を開設し、同拠点から佐賀伊万里バイオマス発電所向けにPKS燃料を初出荷したと発表した。
同社グループは2020年からIGEを通じてPKS(パーム椰子殻)燃料の調達・販売事業を展開しており、日本国内のバイオマス発電所へ供給している。7月末時点の累計出荷量は約76万トンに達している。今回新設したクアラ・タンジュンのストックパイルからは、7月27日に佐賀伊万里バイオマス発電所向けの初出荷を実施した。

▲初出荷の様子(出所:テスホールディングス)
新拠点が位置する北スマトラ州には、インドネシア国営パーム農園企業PTPNグループが開発・運営するセイマンケイ工業団地があり、パーム産業関連のインフラが集積している。同社グループも同工業団地内で、アブラヤシの空果房を原料とするEFBペレット製造事業を展開しており、PKS燃料事業とのシナジー創出を見込む。今後はPKS燃料とEFBペレットの両サプライチェーンを一体的に構築し、燃料供給体制のさらなる強化と安定供給の実現を目指す。
同社は中期経営計画「TX2030」で資源循環型バイオマス燃料事業を重点分野に位置付けており、2028年6月期にはPKS燃料供給量を年間40万トン(グループ向け20万トン、外部向け20万トン)とする目標を掲げている。
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