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2015年の貨物取扱量

神戸港のフィーダー貨物伸び堅調、内貿2ケタ増

2016年4月4日 (月)

調査・データ神戸市はこのほど、2015年の神戸港の統計値をまとめ、公表した。コンテナ取扱個数は外貿と内貿合わせて271万TEU(前年比3.5%増)となった。

このうち外貿は212万TEU(3.1%増)で、相手地域はアジアが165万TEU(3.4%増)と最も多く、北米が32万TEU(2%増)、欧州が14万TEU(3.6%)で続いた。内貿コンテナ個数は59万TEU(4.7%増)となり、フィーダーが33万TEU(8.5%増)を占めた。フェリーは17万TEU(1.8%減)。

バルク貨物を含めた総取扱貨物量は外貿と内貿合わせて9700万トン(5%増)。外貿貨物は5119万トン(1.8%増)で、このうち外貿コンテナ貨物が3717万トン(4.1%増)を占めた。内貿貨物は4582万トン(8.8%増)だった。

輸出は2330万トン(3.1%増)で、アジア向けが1737万トン(6.1%増)と取扱量、伸び率ともに最も高い数値を示し、次いで北米が342万トン(3.5%増)、欧州が92万トン(8.6%減)となった。

輸入は2789万トン(0.7%増)と微増で、アジアが1651万トン(0.9%)で最も多く、北米が647万トン(0.4%増)、オセアニアが243万トン(6.3%減)の順となった。

内貿貨物はフィーダーが406万トン(13.2%増)、フェリーが2783万トン(15.8%増)とともに高い伸び率を示した。

入港船舶は3万5074隻(2.1%減)、総トン数は1億8975万トン(2.5%増)。内訳は外航船が6903隻(0.9%減)、1億4437万トン(1.3%増)、内航船が2万8171隻(2.4%減)、4538万トン(6.7%増)となった。