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神戸市調べ

神戸港、外貿コンテナ個数が2年連続で減少

2014年4月14日 (月)

調査・データ神戸市はこのほど、神戸港の2013年通年の港勢をまとめた。コンテナ取扱個数は外内貿全体で255万TEU(前年比1%減)となり、前年に続いて減少した。

このうち外貿は205万TEU(1%減)で、地域別では対アジアが159万TEU(1%増)と最も多く、北米が31万TEU(9%減)、欧州が14万TEU(5%減)の順となった。

内貿は50万TEU(2%増)で、フィーダーコンテナが27万TEU(2%増)、フェリーが16万TEU(11%増)と、フェリーの伸びが目立った。

入港船舶は3万6338隻(1%増)、総トン数は1億8348万トン(前年並み)で、このうち外航船が7159隻(同)、1億4029万トン(同)、内航船が2万9179隻(1%増)、4319万トン(2%増)となった。

総取扱貨物量は全体で8835万トン(1%増)となり4年連続で増加。外貿貨物は4894万トン(前年並み)、内貿貨物は3942万トン(3%増)となった。

輸出は2162万トン(3%減)で、地域別ではアジアが1582万トン(3%減)で最も多く、次いで北米が320万トン(1%増)、欧州が98万トン(17%減)となった。品種別では、産業機械や完成自動車を含む金属機械工業品が1270万トン(2%減)と最も多く、化学工業品383万トン(5%減)、軽工業品が173万トン(前年並み)と続いた。

輸入は2732万トン(2%増)で、地域別では輸出と同様、アジアが1643万トン(5%増)で最も多く、北米が576万トン(3%減)、オセアニアが252万トン(7%減)の順となった。品種別では農水産品が599万トン(1%減)と最も多く、鉱産品442万トン(2%増)、雑工業品415万トン(前年並み)となった。内貿貨物は3942万トン(3%増)で、このうちフィーダーは317万トン(2%増)、フェリーが2190万トン(5%増)となった。