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神戸港、コンテナ取扱個数14%増、08年水準を回復

2011年5月2日 (月)

ロジスティクス神戸市は4月28日、神戸港の2010年(1月-12月)の港勢をまとめ、コンテナ取扱個数と総取扱貨物量を公表した。コンテナ取扱個数は、リーマンショックによる世界的不況の影響を受けた2009年から回復を見せ、外内貿全体で256万TEUと前年に比べて14%増となり、震災後最高を記録した08年(256万TEU)とほぼ同水準になった。

 

このうち外貿は202万TEU(前年比14%増)で、地域別ではアジアが148万TEU(同14%増)、ヨーロッパが19万TEU(同18%増)、北米が32万TEU(同15%増)となった。内貿は54万TEU(前年比14%増)で、フィーダーが29万TEU(同14%増)、フェリーが15万TEU(同8%増)となった。

 

総取扱貨物量は全体で8553万トンと、前年に比べて11%増。外貿貨物は4779万トン(前年比11%増)で、輸出が2240万トン(同16%増)、輸入は2539万トン(同6%増)となった。輸出の中では、産業機械や完成自動車を含む金属機械工業品が1278万トン(同25%増)と大幅に増加した。内貿貨物は3774万トン(同12%増)で、そのうちフィーダーは339万トン(同17%増)、フェリーが1920万トン(同11%増)となった。