ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

大阪の倉庫会社書類送検、36協定締結せず長時間労働

2016年4月11日 (月)

事件・事故大阪労働局はこのほど、36協定を締結せず長時間に及ぶ時間外労働を行わせたとして、倉庫会社「アィビィシィ」(大阪市中央区)と同社の常務取締役を労働基準法違反の疑いで西野田労働基準監督署が大阪地検に書類送検した、と発表した。

アィビィシィは大阪舞洲物流センター(大阪市此花区)を運営しているが、時間外労働・休日労働に関する協定届(いわゆる36協定届)を西野田労基署に届け出ず、2014年3月21日から同年4月20日までの間、ある労働者には1週40時間を超えて133時間37分、別の労働者には157時間39分、それぞれ法定時間外労働させた疑い。

西野田労基署は13年11月18日、監督官が同物流センターに監督指導を行い、是正勧告したがその後も是正されなかったことから、送検手続に踏み切った。