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川崎汽船、米タコマ港のコンテナターミナルを拡張

2016年4月12日 (火)

ロジスティクス川崎汽船は12日、米国ワシントン州タコマ港でコンテナターミナルを運営する子会社「インターナショナル・トランスポート・サービス」(ITS)が、30年以上にわたって運営してきた「HUSKYターミナル」を拡張すると発表した。

旧タコマ港湾局のノースウエスト・シーポート・アライアンスと、現ターミナルを37万6000平方メートル(93エーカー)から42万平方メートル(104エーカー)に拡張することで合意した。拡張工事は2018年7月に完了する計画。

この拡張により、HUSKYターミナルは、岸壁の直線化、荷役ヤードの再整備、24列対応のガントリークレーンの新規設置などの設備改良を行い、よりスムーズな内陸向け貨物への接続、最大で1万8000TEU型コンテナ船の2隻同時着岸が可能なコンテナターミナルとして生まれ変わる。

川崎汽船はタコマ港のほか、米国ロングビーチ港、日本国内、欧州などでも自営コンテナターミナル事業を展開している。

■施設の概要

新施設現施設
ヤード面積42万平方メートル(104エーカー)37万6000平方メートル(93エーカー)
水深16メートル16メートル
岸壁長902メートル823メートル
ガントリークレーン16-18列型4基・24列型4基16-18列型4基
イメージ拡張後のHUSKYターミナル
現在のHUSKYターミナル