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野村不動産MS、伊藤忠ロジ利用の物流施設を取得

2016年4月27日 (水)

拠点・施設野村不動産マスターファンド投資法人は27日、伊藤忠ロジスティクスがテナントとして利用している大阪府枚方市の物流施設「枚方樟葉ロジスティクスセンター」を34億6000万円で取得する。

野村不動産MS、伊藤忠ロジ利用の物流施設を取得

同施設は2003年4月竣工、賃貸可能面積1万9807平方メートルの物流施設。大阪・京都エリアをカバーしながら24時間稼働が可能で、雇用を確保しやすい立地が特徴。

施設内は梁下有効高7.5メートルの高さを活用し、ニーズに応じメザニン床を設置することが可能で、容積率も142%と未消化分があることから、再開発の可能性もにらむ。

長期契約に基づく安定したキャッシュフローと段階賃料による継続的な内部成長余地があるという。

同投資法人は、ブリッジファンドを活用して15年3月に先行投資を実行。資産入れ替えのタイミングにあわせて優先交渉権を行使し、取得競争に晒されることのない円滑な投資環境を整えていた。