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オリックス、市川市の新物流施設をDHCに一棟貸し

2016年5月10日 (火)

拠点・施設オリックスは10日、DHCが新たな賃貸物流施設「市川塩浜ロジスティクスセンター」(7月末竣工、千葉県市川市)を利用することになったと発表した。

オリックス、市川市の新物流施設をDHCに一棟貸し

化粧品・健康食品の製造・販売を行うDHCに一棟すべてを貸し出す契約を結んだもので、DHCは7月末の竣工後、全国の店舗へ自社商品を配送する中心拠点として運用する。

新拠点は首都高速道路湾岸線千鳥町ICから1キロと近く、JR京葉線市川塩浜駅からも徒歩圏内に立地し、近隣の居住地域から労働力を確保しやすい。17年度には千葉県内陸部を経由し、埼玉県三郷市方面をつなぐ東京外環自動車道高谷JCTが完成することになっている。

施設は敷地面積1万3223平方メートル(4万坪)、地上4階建て、延床面積2万7062平方メートル(8186坪)の計画で、1階には片面23台、合わせて46台の両面トラックバースを備え、4基の荷物用エレベーターで上下搬送する設計。

また、BCP対策として非常用発電機を導入。非常時に荷物用エレベーターや事務所・共用部の一部で照明の使用を一定時間継続させることができ、物流機能の停滞を回避する。

■市川塩浜ロジスティクスセンターの概要
所在地:千葉県市川市塩浜2丁目16-1ほか
敷地面積:1万3223.23平方メートル(4万2坪)
延床面積:2万7062.59平方メートル(8186.43坪)
規模・構造:RCS造4階建て
床荷重:1.5トン(1平方メートルあたり)
梁下有効高:5.5メートル
着工:2015年8月
竣工:2016年7月