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ZMP、富士通フォーラムで物流支援ロボ「キャリロ」を展示

2016年5月17日 (火)

サービス・商品ロボットの研究・開発を行うZMP(東京都文京区)は16日、東京流通センター(大田区)で19日から20日にわたり開催されるアジア・シームレス物流フォーラムで、物流支援ロボット「CarriRo」(キャリロ)の実演を行うと発表した。

キャリロは、荷物の運搬に用いる台車にロボット技術を適用した物流支援ロボットで、負荷を軽減する「ドライブモード」や作業員の後にキャリロがついてくる「かるがもモード」が特長。

ドライブモードでは、作業員が設置されているジョイスティックを操作すると、キャリロが前後左右に走行するため、作業員の負荷を軽減しつつ荷物を運ぶことができる機能。

かるがもモードは、作業員や親機のキャリロを追従することができる機能で、これにより作業員が実際に手で台車を動かすことなく、荷物を運べるというもの。

展示会では、物流支援ロボットの協力会社THK(品川区)のブースでかるがもモードを実演するほか、20日15時にはキャリロの紹介や将来的な発展を解説する講演を行う。また、製品版モデルを使用した展示会は初めてとなる。

さらに、19日から20日に東京国際フォーラム(千代田区)で開催される富士通フォーラムで、富士通が提案するデジタルピッキングソリューションを使用し、キャリロの上にラックを乗せた状態でカルガモモードでのピッキングの実演も行う。