サービス大賞･国交大臣賞にヤマトの国際クール宅急便

認証・表彰サービス産業生産性協議会は13日、初めて開催した「日本サービス大賞」の受賞企業を発表した。各大臣賞のうち物流分野からは、国土交通大臣賞にヤマト運輸の「国際クール宅急便」が選ばれた。

ヤマトの国際クール宅急便は、国内で同社が提供する「宅急便」と同様に、日本各地の旬な農水産物を新鮮なままアジア圏に翌日配達する配送サービスで、24時間運用の沖縄国際物流ハブを活用し、独自の航空保冷コンテナ、定温仕分け室などのしくみで、国際間保冷一貫輸送を実現している。

商品を期日通りに運ぶだけでなく、自治体と連携した取り組みで、海外の飲食店と日本各地の農水産業者を結び付け、生産者の販路拡大にも寄与している点が評価された。

このほか、オイシックスグループのとくし丸による移動スーパーが農林水産大臣賞、ラクーンが運営する卸・仕入サイト「スーパーデリバリー」が地方創生大臣賞を受賞。

優秀賞には宅配クリーニング「リアクア」、セブン-イレブンの「セブンミール」といった宅配系のサービスが選ばれた。

■受賞企業と取り組みの概要
http://service-award.jp/result.html