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日本貨物急送、東北エリアの車両にエコナビ導入

2011年12月1日 (木)

サービス・商品ティーエルロジコムの子会社・日本貨物急送(東京都江東区)は1日、東北エリアの全車両にエコドライブナビゲーションシステム(エコナビ)を導入、来年1月からの本格運用に向けて試用を開始したと発表した。

 

日本貨物急送は、東日本の太平洋側を中心に輸配送ネットワークを構築し、首都圏と東北・関西を結び、温度管理が必要な生鮮三品や精密機器などの輸送、海上コンテナのドレージ、物流センター運営などを手掛けている。

 

導入車両は、同社の中で長距離輸送が多い東北エリアの青森、八戸、盛岡、宮古、仙台の5事業所に所属する65台。10月末に取り付けを完了し、本格運用に向けて配送ルートや所要時間の見直しなどのデータ収集とドライバーへの操作研修に取り組んでいる。

 

導入したエコナビは、デジタコ機能を標準装備し、走行データやルートの記録、走行中にリアルタイムで道路の勾配、路面状況、エンジン出力、積載重量などを検知して、ドライバーに最適なエコドライブ運転を支援する機能を備える。

 

同社はこれまでもドライバーに対するエコドライブや安全運転研修に取り組んできたが、今回導入したシステムのようなエコドライブ支援機器の導入を進めることで、さらなる低燃費と安全運転の推進を図る。