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商船三井

三井造船、次世代機関状態監視システムの運用を開始

2016年6月21日 (火)

荷主三井造船は20日、子会社の三造テクノサービス(岡山県玉野市)が日本海事協会と共同で、同社製の「MAN B&W舶用主機関」を対象にした次世代機関状態監視システム「CMAX Se-GICSX」の研究開発を行い、4月からサービスを開始したと発表した。

商船三井から電子制御二元燃料主機関搭載船M/V「TARANAKI SUN」7S50ME-B9.3-LGI向けにCMAX Se-GICSXシステムを受注し、搭載した。

この監視システムは、機関に設置された複数のセンサデータに加え、気象・海象などの航海データを含むビッグデータの相関関係を高度なアルゴリズムを用いて船内で解析・監視し、早期に的確な異常診断を行うもので、船内の異常診断結果を陸上で解析する性能診断にも反映する。