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三井造船、LNG運搬船主機関の長期メンテ契約

2017年10月13日 (金)

ロジスティクス三井造船は12日、子会社の三造テクノサービス(岡山県玉野市)が商船三井傘下の英MOL LNGトランスポート・ヨーロッパ社と舶用ディーゼルエンジンの20年間にわたる長期メンテナンス契約を初めて結んだと発表した。

メンテナンスはMOL LNGトランスポート・ヨーロッパが管理するLNG運搬船4隻の三井MAN B&W舶用主機関が対象。中間検査、定期検査、定期的に必要な整備に対する部品供給、技師派遣による技術サービスを20年間一括で提供する。

対象船の整備は、エンジンメーカーである三井造船推奨の整備内容に沿って実施される予定で、必要部品もすべて事前に準備、タイムリーに供給する。各船とも年4回、同社技師が定期訪船して主機関状態を点検。4隻にはClassNKコンサルティングサービスの提供するCMAXSe-GICSXも搭載し、ビッグデータを活用した船内での異常診断、陸上での状態診断を自動で行う。