ヤマト運輸、軽商用EVの1号車、年度内に30台納車

三菱自動車本社ショールームで、益子・三菱自動車社長（右）からキーを受け取るヤマト運輸の山内社長

認証・表彰ヤマト運輸は8日、100台を発注している三菱自動車工業の軽商用電気自動車「ミニキャブ・ミーブ」の第1号車が納車されたと発表した。

同社は2010年10月から、三菱自動車と共同で軽商用電気自動車（軽商用EV）の試作車2台を使った集配実証走行試験を東京・羽田地区、宮城県仙台市、京都市嵐山で実施。実証実験の結果、軽商用EVはヤマト運輸の宅配事業に対応可能と判断し、試作車と同タイプのミニキャブ・ミーブを本格導入することにした。

発注した100台のうち、今年度中に30台を東京羽田、銀座地区と京都市で導入する。京都市に配備する車体は、「『歩くまち・京都』グッドデザイン」で大賞を受賞した作品でラッピングする。ラッピングカーは12月15日、東京ビックサイトで開催される「第13回エコプロダクツ2011」のヤマト運輸ブースで展示する。