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物流連、インドネシア物流の状況説明受ける

2016年7月12日 (火)

ロジスティクス日本物流団体連合会(物流連)は12日、官民が連携して海外物流戦略を検討するワーキングチーム(8日開催)で日本貿易振興機構(ジェトロ)からインドネシアの日系企業の進出動向に関する説明を受けたほか、日本通運がハラール物流に取り組む際の留意点を報告したと発表した。

物流連、インドネシア物流の状況説明受ける

今年度2回目となるワーキングチームには、国土交通省や会員企業から合わせて30人が参加。ジェトロの海外調査部アジア大洋州課が「インドネシアの日系進出企業動向とビジネス環境」と題し、同国の現状について説明した。

市場の将来性や成長性から、日系企業の関心が依然として高いものの、一次産品の輸出規制や道路・港湾などのインフラ整備の遅れといった課題が指摘された。

物流連では今秋、インドネシア・フィリピンへの海外現地視察を計画しており、今後、ワーキングチームで両国に関する検討を活発化させていく方針。

日通は注目を集めているハラール物流と、ハラールの基礎知識、ハラール物流に取り組む際の基本的なエレメントについて説明した。

会議ではその後、海外物流戦略ワーキングチームとして取り組んできた「日本の物流の強みを確認し、その普及を図るための調査」の報告書案を了承した。