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加勢が7月から全棟利用

プロロジスR、プロロジスパーク久山の優先交渉権返上

2016年7月14日 (木)

拠点・施設日本プロロジスリート投資法人と資産運用会社のプロロジス・リート・マネジメントは14日、プロロジスの賃貸物流施設「プロロジスパーク久山」(福岡県久山町)に対する物件取得の優先交渉権を返上する、と発表した。

この施設では、物流事業者の加勢(大阪市此花区)が流通加工を含む「4PL」業務の受託拡大に向け、プロロジスから一棟すべてを借り切る契約を結び、7月から稼働を開始している。

同投資法人は資産運用会社、プロロジス米国本社、プロロジス日本法人との間でスポンサー・サポート契約を結び、2014年12月12日にこの物流施設の優先交渉権を取得。

その後、同施設を対象に結ばれた賃貸借契約の条件などを「総合的に勘案」した結果、「本投資法人が適当と考える条件を充たしていないと判断し、優先交渉権を返上することにした」という。

プロロジスパーク久山は、2015年2月に竣工した鉄骨造・地上3階建てのマルチテナント型物流施設で、延床面積は2万6667平方メートル(8066坪)。