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陸災防、過去のフォーク全国大会出場者を1級認定

2016年7月20日 (水)

認証・表彰陸上貨物運送事業労働災害防止協会(陸災防)は20日、全国フォークリフト運転競技大会の出場者で一定以上の要件を満たしている場合、フォークリフト荷役技能検定制度の1級に認定する「認定1級制度」を創設すると発表した。

全国大会の出場者が持つ技能の程度と検定受検による1級取得者の整合性を確保するための措置。

これにより、2015年度以前の出場者は、(1)協会本部で個人別成績を保管している第15回大会までの入賞者(優勝から5位まで)と第16回大会から第30回大会までの出場者のうち、学科、点検、運転競技の合計点が900点(2)1級合格証の交付申請日までの過去5年以内に「フォークリフト運転業務従事者教育」を受講(3)フォークリフトを使用する荷役作業に従事しているか、荷役作業関連の指導的立場にある――の要件を満たしていることで、1級合格者とみなす。

16年度以降の全国大会出場者は、(1)点検競技で60点以上か運転競技で360点以上を獲得し、合計点が560点以上(2)全国大会開催日の過去5年以内にフォークリフト運転業務従事者教育を受講(3)フォークリフトを使用する荷役作業に従事しているか、荷役作業の指導的立場――の3要件を満たしていれば、検定1級の「実技試験合格者」とみなし、検定で実技が免除される。