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富士通BSC、IoT実験支援サービスの提供開始

2016年7月27日 (水)

サービス・商品富士通BSCは27日、IoT(モノのインターネット)を活用したビジネスを手軽に素早く実証実験することができる「IoT利活用支援サービス」を8月1日から提供開始する、と発表した。

富士通BSC、IoT実験支援サービスの提供開始

このサービスは、富士通が提供するIoTデータ活用基盤サービスなどを利用し、センサーや機器の膨大なデータを効率的に収集・蓄積して、グラフ・表・地図などで「見える化」を実現するもので、ビジネス化に向けたプランニング、効果測定、分析などの支援サービスも提供する。

同社はこのサービスの利用例として、物流業で車両の位置情報や道路混雑状況からリアルタイムに効率的な運送ルートを指示する使い方や、小売業向けに顧客動線情報から店舗の商品配列の変更などを行う実験を提案している。

今後は顧客の多様な要望に対応できるよう、センサーや通信モジュールなど、動作検証済みのIoT機器を拡充し、段階的にサービス範囲の拡大を図る。また、統計解析、AI連携など先進技術や知見・ノウハウをサービスに取り込んでいく。