イベントフューチャーイノベーションフォーラム(FIF)と佐川急便は27日、小学生を対象に宅配便の仕組みや国際物流の説明、荷物の受け渡しなど、職業体験を東京本社(江東区)で実施した。9回目となる今回は、小学5・6年生19人が参加した。
児童たちは、国際物流、宅配便の仕組み、集荷業務などを学んだ後、実際に荷物の採寸や今回から新しく追加した電子サインを使った受け渡しを行った。さらに、大型物流施設に移動し、自分たちで採寸して送り状を張り付けた荷物をベルトコンベアに乗せ、発送する体験をした。
参加した小学6年生の男の子は「佐川急便の宅配便の仕組みが知れてよかった。苦労して運んでいたんだなと思った」と話した。
また、今回は職業体験プログラムの1回目と8回目に参加し、その後佐川急便に入社した須藤大輝氏が先生役として参加した。1回目の参加当時は中学1年生だったが、今度は先生役として出席することとなった。須藤氏は「(佐川急便に入社した理由を)やりたいことを新人のうちからできる会社だと聞いて、チャレンジできるところが決め手となった」と語った。