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近鉄エクス・福山通運など10社が決算発表

2016年8月9日 (火)

財務・人事8月9日の決算発表企業は、近鉄エクスプレス(第1四半期)、福山通運(第1四半期)、日本トランスシティ(第1四半期)など10社。

■近鉄エクスプレス
近鉄エクスプレスが9日発表した4-6月期決算は、APLロジスティクスを買収した効果で売上高が4割近く伸びたものの、既存事業がすべて減収となった影響で営業利益が25.3%のマイナスとなった。

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2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
114,07437.9%
営業利益
1,915-25.3%1.7%
経常利益
1,981-30.4%1.7%
当期純利益
69-95.0%0.1%

■福山通運
福山通運が9日発表した4-6月期決算は、前年同期並みの売上を確保したものの、国際事業の利益が6割近く減少したほか、主力の運送事業も減益となったことで営業利益が8.7%減少した。

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2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
62,7950%
営業利益
2,846-8.7%4.5%
経常利益
3,420-7.9%5.4%
当期純利益
2,92317.3%4.7%

■日本トランスシティ
日本トランスシティが9日発表した4-6月期決算は、陸上運送と国際輸送が低調で、円高の影響が加わり1.3%の減収(前年同期比)となった。

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2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
22,643-1.3%
営業利益
639-40.7%2.8%
経常利益
796-35.1%3.5%
当期純利益
625-15.7%2.8%

■日本山村硝子の物流関連事業
前期から第1四半期(4-6月期)にかけて、取引先の業務再編の影響で営業所の統廃合が増えた影響で11.8%の減収。新規業務の立ち上げに伴う初期費用の負担が増し、営業利益も減益に転じた。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
2,287-11.8%
営業利益
-8----
経常利益
------
当期純利益
------

■エスライン
主力の物流関連事業で特別積み合わせ部門の貨物量が減少し、減収減益。同部門の中核を占めるエスラインギフで顧客に「出荷貨物の増量」を要請するなどの取り組みを行ったが、運送需要の持ち直しには至らなかった。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
10,898-1.7%
営業利益
286-12.0%2.6%
経常利益
314-10.4%2.9%
当期純利益
203-12.3%1.9%

■センコン物流
運送事業で国内出荷量の低下による既存顧客からの受注高が減少。乗用車販売事業が増収となったものの補いきれず、減収減益となった。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
3,352-1.7%
営業利益
38-57.0%1.1%
経常利益
17-71.4%0.5%
当期純利益
20-39.5%0.6%

■兵機海運
鉄鋼輸送需要の低迷を受けて内航収入が減少。ロシア航路は赤字が続いたものの、配船効率が高まり収益面はやや改善した。港運事業は減収を管理経費の削減でカバーしたが、倉庫事業で港運事業の減収が響き、作業収入が落ち込んだ。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
2,991-7.7%
営業利益
6-84.1%0.2%
経常利益
8-79.9%0.3%
当期純利益
280.8%0.9%

■東海汽船
貨物取扱量、一部の島で公共工事関連の輸送が増加したことで15万7000トン(前年同期比5000トン増)となったが、燃油価格変動調整金収入が減少したため売上高が減少。前年同期に続いて各段階の損益も損失を計上したが、赤字幅は1億円程度改善した。同社の事業は旅客部門の乗船客数が7-9月に集中することから、下期に利益が偏る傾向にある。

2016年中間決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
4,939-1.8%--
営業利益
-216----
経常利益
-178----
当期純利益
-109----

■東部ネットワーク
新規制緩和トレーラー車を増車し、高効率配車に取り組むなど積極的な生産性向上策を進め、石油輸送の販路拡大もあって増収を確保。しかし、主力荷主が在庫保管コスト・物流コストの削減を強化している影響で清涼飲料輸送が伸びず、不動産賃貸事業で「東部厚木物流センター」の賃貸契約が終了したことも加わって営業利益は12%の減益。

2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
3,5684.3%
営業利益
316-12.0%8.9%
経常利益
337-14.4%9.4%
当期純利益
206-22.1%5.8%

■佐渡汽船
繁忙期のゴールデンウィークが天候不順となり、旅客輸送人数と自動車航送台数がともに減少。貨物量も佐渡島の人口減少に伴い生活物資輸送が減少し、営業損失が拡大。最終損益も赤字に転じた。同社は下期に利益が偏る傾向にある。

2016年中間決算
   
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
4,751-4.6%--
営業利益
-598----
経常利益
-668----
当期純利益
-726----