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アスクルのペットボトル横1列5本梱包が高評価

2016年9月12日 (月)

イベントアスクルのペットボトル横1列5本梱包が高評価03アスクルの宅配水専用ペットボトルパッケージが、2016日本パッケージングコンテストの輸送包装部門賞を受賞した。

受賞対象となったのは、グループ企業の嬬恋銘水(群馬県嬬恋村)、森紙業グループ(京都市南区)と共同開発した「LOHACO Water」専用の1箱5本入りペットボトルパッケージで、5月に販売を開始した。

2リットルのペットボトル5本が1列の形状で既存の配送用段ボール箱の底面に収まるよう、専用ペットボトルの成型から着手し、ペットボトルの梱包に必要な専用製函機を開発した。また、梱包資材である段ボールも、独特の形状と強度を両立する専用の段ボール資材を使用した。

コンテストでは、「同時に購入された他商品と一緒に一つの配送箱に収まるサイズ」という配送効率の良さなどが評価された。

アスクルのペットボトル横1列5本梱包が高評価

同社は「さまざまな日用品が1箱で自宅に届けられる」というネット通販を「第2世代EC」と呼んでいる。

現在は6本入りケース(2リットル×2列×3本)が業界標準として、輸送時や物流センターで保管する際の安定性が優先されたパッケージになっているが、標準的な飲料ケースは他商品と別梱包で配送することになるため、輸送車両上の積載スペースを過剰に取るほか、別梱包となることで顧客が受け取る際も受け取りの手間が2箱になってしまう、ペットボトル単位の注文でも同梱された他商品を破損させる原因となる――といったことを課題視。

アスクルのペットボトル横1列5本梱包が高評価

配送用段ボールの底面に合わせた2リットルボトル1列5本入りのパッケージを用いることで、段ボール箱に隙間なく収まり、他商品を破損せず同梱することが可能になったほか、スリムな形状が置き場を選ばず、縦置き・横置きの両方で保管できるようになった。