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日本郵船、フィリピン商船大学卒業式に内藤社長ら出席

2016年11月14日 (月)
日本郵船、フィリピン商船大学6期生卒業式に内藤社長ら出席

▲左からTDG会長 ロベルトC.デルガド氏、労働雇用庁次官シリアコ ラグンザッド3世氏、最優秀卒業生Jaymar B.Baguidudol氏、日本郵船代表取締役社長の内藤忠顕氏

ロジスティクス日本郵船は14日、フィリピンのトランスナショナル・ダイバーシファイド・グループと共同運営する商船大学NYK-TDGマリタイムアカデミーの卒業式が7日にマニラ近郊の同校で行われたと発表した。

式典には、労働雇用庁のシリアコラグンザッド3世次官を初めとした多くの来賓を迎え、日本郵船の内藤忠顕社長、TDGのロベルト C. デルガド会長らが出席し、2012年に入学した第6期生117人の卒業を祝った。

内藤社長は「先輩方が築き上げてきた基盤を引き継ぎ、技術や専門知識の学習を怠らず自己研鑽を重ね続けることを期待している。努力の積み重ねが成功につながることを常に心にとどめておいてほしい」と卒業生に激励の言葉を贈った。

NYK-TDGマリタイムアカデミーは2007年の開校以来、独自の奨学金制度を整え家庭環境から大学に通うことが困難な学生に対しても大学進学の道を開き、フィリピンの状況に合わせた基礎学力を向上させる独自のプログラムと乗船実習で船員育成を行なっている。

卒業生たちは海技免状の取得後、日本郵船グループ運航船に三等航海士、三等機関士として乗船し、ハイリスク船を含めた運航船で船長、機関長を目指していく。11年9月卒業の第1期生から今回の第6期生までの累計卒業者数は671人に達し、第5期生までの大半が日本郵船グループ運航船で航海士または機関士として活躍している。