メディカル鉄道・運輸機構は18日、沼尻HLDGS(茨城県つくば市)の医薬品・医療機器向け物流施設整備に対し、5億円の貸付を実行したと発表した。
同機構は「物資の流通の効率化に関する法律」に基づき、物流施設や物流DX(デジタルトランスフォーメーション)、GX(グリーントランスフォーメーション)関連設備の整備を対象に出資や貸付を行っている。同日現在、累計実績は出資1件5000万円、貸付7件316億円。
今回貸付の対象となったのは、沼尻HLDGSが整備を進めた「つくばメディカルロジスティクスセンター」(第2期)。医薬品や医療機器を扱う専用拠点で、保管機能の集約により輸送効率を高めるほか、トラック台数や走行距離の削減による環境負荷低減が見込まれている。医療分野のサプライチェーン安定化と持続可能な物流基盤の形成に向けた投資として注目される。

▲沼尻HLDGSの「つくばメディカルロジスティクスセンター」(第2期)(出所:鉄道・運輸機構)
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