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物流連「女性活躍」会合、ロールモデル多様性を提唱

2022年2月15日 (火)

▲グループ討議の様子(出所:物流連)

行政・団体日本物流団体連合会(物流連)は15日、「第3回ダイバーシティ推進ワーキングチーム(女性活躍推進)」(座長:二村真理子・東京女子大教授)を開催したと発表した。

NX総合研究所は、2021年11月に実施した企業用・従業員用アンケート結果概要を報告。女性活躍社会の実現に向けた課題として、長時間労働があると指摘。女性だけでなく男性を含めたワークライフバランスの促進や柔軟な働き方の推進、両立支援や職場環境の整備、職場全体での意識改革が必要と強調した。

小グループに別れてのグループ討議では「女性活躍のロールモデルの創出について」をテーマに、アンケート情報を含め活発な議論を展開。やるべきことを行いながら生き生きと働くために、管理職を目指すロールモデルだけでなく家庭環境やワークライフバランスに応じた多用な働き方を示すロールモデルが必要との意見を示した。

▲座長を務めた二村真理子氏(出所:物流連)

最後に二村座長より、グループ討議で出た事例を交えながら、「外部に女性管理職数を示すことが必要であり、外部に出せる女性管理職数が目標となり得るが、女性管理職を増やすためには分厚い女性社員の層が必要」と指摘。その実現には女性の定着と働きやすい職場を目指す必要性があるとした。