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昭和電工、ベトナムでスリーク缶の生産開始

2016年12月12日 (月)

荷主昭和電工は12日、子会社の昭和アルミニウム缶が今月からベトナムでスリーク缶の生産を開始する、と発表した。

昭和アルミニウム缶は、2014年5月にベトナムのアルミニウム製缶メーカーハナキャン・ジョイント・ストック・カンパニーを子会社化し、自社の生産技術力と品質管理体制を同社に導入して缶蓋ラインを増強するなど、同国で需要が拡大するビール缶市場で販売量を拡大してきた。

「今後、事業拡大を加速させるには、清涼飲料水を主力製品とする新規顧客の開拓が不可欠」との判断から、ハナキャン社にスリーク缶の切り替え生産が可能な体制を整えた。

スリーク缶は通常缶より胴径が小さく背の高い細径缶で、そのデザイン性の高さから世界中で採用が進んでいる。東南アジアでは、タイやベトナムで外資系飲料メーカーの炭酸飲料を中心にスリーク缶に切り替わる動きが見られる。