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昭和電工、ベトナムで年33億缶の生産体制整う

2020年7月31日 (金)

荷主昭和電工は7月30日、子会社の昭和アルミニウム缶(東京都品川区)がベトナム南部のバリア・ブンタウ省で新たな生産拠点「バリア・ブンタウ工場」を完成させ、29日に竣工式を行ったと発表した。

▲バリア・ブンタウ工場(出所:昭和電工)

バリア・ブンタウ工場は、昭和アルミニウム缶のベトナム現地法人「ハナキャン・ジョイント・ストック・カンパニー」が運営する同国3か所目の生産拠点で、年産13億缶の缶体生産ラインを備える。これにより同国北部・中部・南部すべてをカバーする3拠点体制が完成。生産能力は、3拠点合わせて缶体が年間33億、缶蓋は33億枚となる。

工場建設とあわせて、ハノイ市近郊のバクニン省に立地するバクニン工場内では、缶蓋の生産能力を増強する工事を進めているという。