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昭和電工、タイのアルミ缶会社が新工場建設

2018年12月10日 (月)

拠点・施設昭和電工と昭和アルミニウム缶(東京都品川区)はこのほど、タイの大手飲料メーカー・カラバオグループパブリックカンパニーとのアルミ缶製造・販売会社「アジア・カン・マニュファクチャリング」(ACM)を合弁で設立し、建設を進めていた新工場が完成したと発表した。

昭和電工グループは、現在進行中の中期経営計画「プロジェクト2020+」で、アルミニウム缶事業を「成長加速」事業に位置付け、東南アジアをターゲットに事業拡大を進めてきた。今回のタイでの新工場稼働により、ベトナム・ハナキャン社の缶体生産体制とあわせ、東南アジア地域全体では30億缶の生産能力にまで拡大していく。

新工場稼働後は、主にカラバオ社の輸出製品用のアルミ缶を製造。カラバオ社は東南アジア諸国や中国、英国を中心とした海外事業の拡大を目指しており、ACMは昭和アルミニウム缶が培った生産技術と品質管理体制で高品質なアルミ缶を安定的に供給し、同社の海外展開をバックアップする。

■合弁会社概要
社名:アジア・カン・マニュファクチャリング
事業内容:アルミニウム缶の製造・販売
所在地:タイ・チャチューンサオ県バーンパコン郡(バンコク近郊)
設立年月日:2017年6月15日
資本金:7億タイバーツ
出資比率:カラバオ社74%、昭和アルミニウム缶24%、昭和電工2%