荷主日立建機は14日、新型ホイールローダZW-6シリーズ「ZW250-6」の販売を19日から開始すると発表した。
ZW250-6は、特定特殊自動車(オフロード法)排出ガス2014年基準に適合したホイールローダで、従来機の「ZW250-5B」の良さを踏襲しながら、経済性、作業性能、オペレータの快適性などホイールローダに求められる性能高めた。標準バケット容量は3.7立方メートル、運転質量は1万9890キロで、同社は年内の国内販売台数として50台を見込んでいる。
車体の揺れによる荷こぼれを抑えたり、オペレーターの疲労を低減するため、車速感応型ライドコントロールシステム、リフトアームソフトストップ制御、車速感応型クラッチカットオフ制御、エアサスペンションシートを備える。
車両状態や車両後方の映像を表示する7インチカラーモニタと、指先で操作可能なショートストロークレバーを標準装備したほか、乗降時にステアリングホイールを跳ね上げるポップアップステアリングを採用している。