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ヤマト運輸、クール便の常温輸送で調査結果公表

2012年2月13日 (月)

話題ヤマト運輸は13日、西大阪主管支店などの同社拠点で昨年12月、一部のクール宅急便を外気温(常温)で輸送したことを受けて、社内調査結果と顧客対応、再発防止策を発表した。

 

調査結果によると、昨年12月26日から30日を中心に、一部のクール宅急便を外気温で輸送した事実が判明した。同社のクール宅急便は、コールドボックス(温度管理機能付き専用コンテナ)に積載し輸送することとなっており、取り扱いピーク時でも十分な数量を配備していた。

 

しかし、荒天による運行ダイヤの乱れと、クール宅急便の取扱いの急増で、一時的に不足が生じ、一部の荷物を通常のボックスに積載し、外気温での輸送が発生したという。

 

顧客に対しては、預かった荷物と、その荷物を積載したボックスのデータが紐づいていないため、外気温で輸送した個々の荷物が特定できないことから、フリーダイヤルで問い合わせを受け付けている。

 

同社では、「顧客の信頼を裏切る重大な問題」として、コールドボックスの配備、補充をさらに増強するとともに、精度の高い数量予測に基づく作業体制を再構築すると表明した。

 

■問い合わせ先
フリーダイヤル:0120-01-9625