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きょう共同配送センター開設

アサヒとキリン、関西・北陸間輸送を共同で鉄道転換

2017年1月19日 (木)
アサヒとキリン、関西・北陸間輸送を共同で鉄道転換
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フードアサヒビールとキリンビールは19日、金沢に共同配送センターを開設し、関西地区の工場から鉄道コンテナを使った共同輸送を同日から本格的に開始する、と発表した。

新設する配送センターは日本通運が運営し、両社の製品を管理する。配送は両社の物流子会社が行う。配送センターまではアサヒビール吹田工場、キリンビール神戸工場で製造した商品を、日本貨物鉄道(JR貨物)が関西-北陸間の往復輸送量の差で発生する空コンテナを有効活用し、鉄道で輸送する。

1月24日から石川県内で配送をスタートし、10月から富山県へエリアを拡大する。

両社はこれまで愛知県・滋賀県にある工場から届け先まで、200-300キロのトラック配送を行ってきたが、ドライバー不足などが課題化するなか、現行のトラック配送に替わる新たな物流体制の構築を急いだ。今回の協業を通じ、年間1万台相当の長距離トラック輸送を鉄道コンテナにモーダルシフトし、年間2700トンのCO2削減を実現する見込みだという。

また、製造業が進めるモーダルシフトとしては初めて物流総合効率化法による「総合効率化計画」の認定を今月16日に受けている。

アサヒビールとキリンビールは2011年8月から首都圏で小口配送を、茨城・埼玉・長野・静岡の4県の一部地域で空容器の回収をそれぞれ共同で行っており、新たに日通とJR貨物の協力を得て新たな物流モデルの確立す。

両社は「今後も非競争分野で協業することにより、さらなる環境負荷の低減と持続可能な社会の実現に貢献する」としている。

(画像:アサヒビール)