ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

川崎重工、愛知に旅客機用胴体製造工場を新設

2017年2月14日 (火)

拠点・施設川崎重工、愛知に旅客機用胴体製造工場を新設川崎重工工業は13日、名古屋第一工場(愛知県弥富市)に最新鋭の大型旅客機「ボーイング777X」用胴体を製造するための新工場を建設したと発表した。

新工場は、名古屋第一工場北工場の敷地内に昨年9月から建設を進めており、同社が製造を担当する前部胴体、中部胴体、主脚格納部、後部圧力隔壁、貨物扉のうち、前部胴体と中部胴体のパネル組立を担う。

設備には、自動で穿孔位置を認識して作業を行う自社製ロボットや打鋲の対象範囲が拡大した自動打鋲機など、画像センシング技術、制御技術を駆使した新規開発設備を導入して自動化を推進するとともに、同社独自の生産管理技法「カワサキ・プロダクション・システム」を融合させることで効率的な生産を行う。

■新工場概要
所在地:愛知県弥富市楠3-20-3
建物延床面積:1万3000平方メートル(全長202メートル、幅53メートル、高さ18メートル)