ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

NEXCO中、57トン超の車両通行で運転者と会社告発

2017年2月27日 (月)
NEXCO中、57トン超の車両通行で運転者と会社告発01
空白

拠点・施設日本高速道路保有・債務返済機構(高速道路機構)と中日本高速道路(NEXCO中日本)東京支社は27日、車両制限令で定められた一般的制限値25トンを大幅に上回る57.6トン超の大型トレーラーを新湘南バイパスで走行させたとして、連名でトレーラーの運転手と所属先の運送会社「Car’z」(神奈川県南足柄市)を神奈川県警本部高速道路交通警察隊に告発したと発表した。

NEXCO中日本によると、Car’zは2016年9月30日に、新湘南バイパス上り線茅ヶ崎本線料金所(神奈川県茅ケ崎市)で、車両総重量57.6トンの大型トレーラーを通行させた。車両制限令で定められた一般的制限値25トンを大きく超過する車両総重量で走行させていたことから、「極めて悪質な違反」だとして県警に告発した。また、今回告発した運送会社は、これまでも道路法違反を繰り返し行なっていたという。

15年1月に国土交通省が「車両総重量が基準の2倍以上の重量超過の悪質違反者に対しては、その違反の事実をもって告発を行う」との実施方針を打ち出したことから、高速道路機構と高速道路6会社では、悪質違反者への厳罰化を図っている。

(出所:日本高速道路保有・債務返済機構、中日本高速道路)