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SBS、管理職による研修体制へ取り組み

2012年3月2日 (金)

ロジスティクスSBSホールディングスは2日、グループの物流企業に在籍する管理職を対象に危険予知トレーニング(KYT)のインストラクターを養成し、管理職自らが輸送現場で研修、指導することで事故削減をめざす取り組みを本格的に開始したと発表した。

 

まず、1月と2月に合わせて4回、グループ各社から事業所長や運行管理者など67人が参加し、KYTインストラクターの養成からスタート。グループの安全管理の現状認識、KYT知識の習得のほか、インストラクターとして現場に適した教材の作り方、受講者を動機づける効果的な研修方法などを学んだ。講師役と受講者役を変えながら模擬研修を繰り返し体験し、効果的な研修方法の習得を目指す。

 

3月からは、物流現場のドライブレコーダーのヒヤリハット映像や配送コース上の危険か所を撮影した写真などから実務に即したオリジナル教材を作成し、KYTを開始する。

 

同社では「これまでの集合型研修に比べ、現場密着型の研修で危険予知運転の徹底が図れるとともに、管理職が自ら講師を務めることで現場全体の安全意識の向上も期待できる」としている。