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SS向け用品卸のムラキ、流通・物流抜本的見直し

2017年3月16日 (木)

荷主収益の悪化から業績が低迷しているSS向けカーケア用品卸のムラキは16日、営業体制のスリム化や流通・物流の抜本的な見直しを柱とした構造改革を実施すると発表した。

市場規模と比べて販売体制、顧客サービスが「過大」な状況にあるとして、市場規模に合った販売体制への移行と、既存商品からの依存脱却を目指し、売上構造の刷新を図る。

同社は昨年7月から構造改革に向けた取り組みを進めているが、16日に構造改革を機関決定。全国展開の販売網は維持しながらも、「市場規模に合った戦略的営業体制へ移行」し、営業店の収益力を高める。

さらに商品の流通・物流を抜本的に見直し、コストの低減や営業効率の改善を図る。複雑化した商品の発注システム、在庫管理を見直して簡素化を図り、商品の発注・在庫コントロールを物流センターが一元管理できる仕組みの構築を目指す。

これにより、営業店の業務軽減や全社的な在庫ロスを防ぎ、トータルコストの削減につなげる。